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『公明党さいたま市議会議員団』の皆様に「意見交換会」の場をご用意頂き、小規模民間ホームレス支援団体である当法人の直面している「諸課題」に関し、ご説明と『要望書』提出のご機会を頂きました

2018年8月27日、『公明党さいたま市議会議員団』の皆様(上三信彰市議会議員、小森谷優市議会議員、宮沢則之市議会議員、井上伸一市議会議員、松下壮一市議会議員、神坂達成市議会議員、武山広道市議会議員、吉田一志市議会議員、西沢鈴子市議会議員、斎藤健一市議会議員)に『意見交換会』の場をご用意頂き、ホームレス状態にある方の支援活動を担ってきた独立型社会福祉士事務所NPO法人ほっとポットの直面する現在の諸課題に関するご説明と、要望書提出の機会を頂きました。

今回ご用意頂きました約1時間の意見交換会では、大きく2点の課題についてご説明し、その解決に向けた要望を致しました。
1点目は、さいたま市保健福祉局福祉部生活福祉課所管の『無料低額宿泊所等に対する現行ガイドライン』の再改正の必要性があるという点であり、2点目は、今後に向け『良質な支援を提供する小規模巡回型の無料低額宿泊所等の位置づけ』の必要性がある、という点です。

2点の課題はどちらも重要です。特に、「さいたま市保健福祉局福祉部生活福祉課」がこれまで小規模民間支援団体の意見を十分に聴くことないまま進めてきた「厳しい規制のみに偏る姿勢」に対する改善は、早急に求められます。
本来、ホームレス状態にある方々の支援を所管する「さいたま市保健福祉局福祉部生活福祉課」は、現場にしっかり足を向け、「小規模民間支援団体」の意見にも、丁寧に耳を傾けて頂かなければなりません。【いたずらに厳しい規制をかけるのみ】では絶対に解決しない課題が、現場にこそ内在するからです。他の社会福祉事業等と比較し、平成26年度から特に厳しくなり過ぎた【現行ガイドライン】を、再改正頂く必要性は急務です。
思い起こせば13年前、さいたま市保健福祉局福祉部福祉総務課(当時)にたった1名の「ホームレス相談員」として配属された私は、さいたま市全域を担当し、現場に足を向け、当事者や支援団体などの意見に耳を傾けることを、最重視していました。
あれから13年を経た現在、「さいたま市ホームレス自立支援計画」に位置付けられた「民間支援団体との連携強化」は、まるで【放置】されたかのようです。只々、非常に残念でなりません。
しかしそこで立ち止まるわけにはいきません。さいたま市保健福祉局福祉部生活福祉課による【規制に偏った現行ガイドライン】は、良質な支援を提供しようと日々努力と工夫を重ね、取り組んでいる『小規模巡回型』の民間支援団体の活動に、甚大な支障をきたしかねず、これ以上看過することはできないからです。

最後に、『公明党さいたま市議会議員団』の皆様(上三信彰市議会議員、小森谷優市議会議員、宮沢則之市議会議員、井上伸一市議会議員、松下壮一市議会議員、神坂達成市議会議員、武山広道市議会議員、吉田一志市議会議員、西沢鈴子市議会議員、斎藤健一市議会議員)に、独立型社会福祉士事務所NPO法人ほっとポットから、上記の課題解決に向け、『要望書』をお渡しいたしました。
快くお受け取り頂き、独立型社会福祉士事務所NPO法人ほっとポットとして、深く御礼申し上げます。
今後とも本件に関する課題の解決に向け、何卒ご検討とご協力を宜しくお願い申し上げます。

(代表理事 社会福祉士 宮澤進)

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