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行政機関

『厚生労働省社会・援護局保護課・地域福祉課・総務課の皆様』が、独立型社会福祉士事務所NPO法人ほっとポットへ視察・意見交換にお越しになりました

2018年6月22日、『厚生労働省社会・援護局保護課・地域福祉課・総務課の皆様』が、独立型社会福祉士事務所NPO法人ほっとポットへ視察・意見交換にお越しになりました。

お越しになった方は、厚生労働省社会・援護局保護課保護事業室室長:姫野泰啓 様、保護課保護事業室室長補佐:清水修 様、生活保護自立助長専門官:福田和生 様、自立支援・就労支援係:丹菜々子 様、地域福祉課課長補佐:佐藤美雄 様、総務課(併任)福祉基盤課企画法令係:小川武志 様(計6名)です。
厚生労働省社会・援護局の皆様によるNPO法人ほっとポットへのご視察・意見交換も、2016年度から始まり早いもので、3度目となります。

まずは例年に引き続き、NPO法人ほっとポットが運営する『小規模巡回型』の無料低額宿泊所及びさいたま市条例届出施設である「地域生活サポートホーム」へ、ご視察頂きました。
また、約3時間に渡って、皆様と活発な意見交換を行いました。
NPO法人ほっとポットのこれまでの活動経緯、関連する基礎的統計資料の確認、【管理収容型施設偏重】を是正し「一般居宅への転居」や「適切な社会福祉施設利用」を希望する当事者自身の「選択の幅」をしっかり確保する必要性などについてご説明するとともに、NPO法人ほっとポットが運営する『小規模巡回型の無料低額宿泊所及び条例届出施設』の特徴点、【管理収容型施設】との差異、『小規模巡回型』で必要とされる福祉専門性やその要件、実際の相談・調整・支援・運営上の職員体制、さいたま市保健福祉局福祉部生活福祉課による「社会福祉法第2条第3項第8号の規定に基づく無料低額宿泊所に関するガイドライン」改正後に発生した【越えられない壁】の弊害について、行政機関の立場では気づく事の難しい『幾つかの重要なポイント』を、現場に身を置く社会福祉士の立場から、できる限り丁寧に説明させて頂きました。
厚生労働省社会・援護局保護課・地域福祉課・総務課の皆様による、今後の公的扶助・生存権保障・社会福祉政策において、僅かでもご参考になれば幸いです。

『現場』に足を向け、施設視察・意見交換合わせて約4時間に渡って耳を傾けて頂いた点に深く感謝申し上げます。今後ともよろしくお願い致します。本日は長い時間に渡って、有難う御座いました。

代表理事 社会福祉士 宮澤進

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